発達障害は、子供のみならず、成人を迎えた大人になってからも苦しむことになります。また、その人の親御さんや身近な人も苦しんでしまいます。1人で悩まず、誰かに相談するのが1番なのですが、なかなか相談できない方も多いでしょう。
そんな発達障害に苦しんでいる人に寄り添ってくれる人がいます。
彼の名前は「本田秀夫」さん。精神科医です。
今回は、本田さんについて本田秀夫のwikiプロフと経歴、出身大学や高校は?講演会予定を調査!と題してお伝えしていきます。
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本田秀夫のwikiプロフ
「他の子はもうできるのに」の親心、ホントに必要?私が苦手の克服は美徳ではないと思う理由【LITALICO発達ナビ】 https://t.co/toK3AvoPs2
— HIDEO HONDA (@hihojan10) February 28, 2019
名前:本田 秀夫(ほんだ ひでお)
職業:精神科医
専門分野:発達精神医学・児童青年精神医学
残念ながら、誕生日などは不明。
精神科医は、相手の心や精神面の深い深いところに寄り添ってくれます。とても優しく、向き合って受け止めてくれる方ではないと、なかなか難しい仕事ではないかと思います。
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本田秀夫の経歴、どんな研究をしている?
本田先生の経歴は以下のようになっています。
1988年:大学卒業後、東京大学医学部附属病院精神経科
1990年:国立精神・神経センター武蔵病院精神科
1991年:横浜市総合リハビリテーションセンター発達精神科
2009年:横浜市総合リハビリテーションセンター発達支援部担当部長 及び 横浜市西部地域療育センター長
2011年:山梨県こころの発達総合支援センター所長
2014年:信州大学医学部附属病院こどものこころ診療部 診療教授
2018年4月:信州大学医学部こどものこころ発達医学教室 教授
出典:Wikipedia
主に子供たちの発達障害を診ておられるのですね。精神科医を目指したきっかけは、医学部卒業後、東大医学部病院性神経科で研修を受けていた時。本田さんは、外来の「自閉症」を中心とした子供たちを診察していたようです。
自閉症とは遺伝的な要因が複雑に絡まって起こる脳機能障害です。症状は主に、
・対人関係、コミュニケーションが困難
・興味や活動のパターン化
人とのコミュニケーションが取れず、孤立してしまう。また、必ず決まった時間に〇〇をする、興味を持ったものにはとことん追求するといった特徴があります。
本田さんはこういった症状の子供たちを診察していました。しかし、「自閉症は知的障害」と認識されていた当時、知的障害では言い表せない「高機能自閉症」というタイプが注目されていました。
その中の1つ、「アスペルガー症候群」。症状は、自閉症と同じです。しかし自閉症にはない、流暢に会話ができる、コミュニケーション可能という特徴があります。
本田さんはそのアスペルガーに関心を持ち、「アスペルガー症候群を専門にしたい」と強く思ったそう。そして、長い年月をかけて児童精神医学に携わり、今に至ります。
発達障害は、お子さんと同じように親御さんも苦しんでいる場合が多いため、専門のお医者様がいるというのはとても心強いと思います。
私も知人に、大人ですが自閉症・アスペルガー症候群の人がいます。確かに自閉症の知人は、話かけても下を向いて俯いたり、どこかあらぬ方向を見ていたりします。逆に、アスペルガー症候群の知人は、話はできるのですが、会話の内容と全然違う話をいきなり始めたりします。興味があるものには熱心というのは両者同じです。
相手のことを理解できればいいのですが、初めて会う人、学校や会社ではなかなか理解されないかもしれません。私自信、理解はできても感情面では複雑になることもあります。
本田秀夫の出身大学や高校は?
出身高校は不明。大学は東京大学医学部。
高校時代は、得意科目は英語と国語。理数系は苦手だったそう。
しかし一方で、自然の原理を研究する科にはやりがいを感じ、なかでも脳の研究に憧れて、医学部を目指したそうです。
大学生時代は、勉強が難しくて付いていけず、やる気を失いほぼ不登校の状態になったこともあるらしい。それでも精神医学に関してだけは興味がでてやる気がでたそう。
やる気がなくなることってありますよね。勉強などは特にそうなります。それでも興味があるものに対しては俄然やる気が出てくるのですから、人間って不思議ですよね。
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本田秀夫執筆のおすすめ本
自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体
「なんだか生きづらい」「僕・私ってもしかして発達障害?」と感じたら手にとってほしい本。
当事者の目線で、当事者に寄り添って書かれている本なので、きっと助けになるでしょう。
こちらは、本のタイトルだけで「はっ!自分は病気ではなくて、こういう種族なんだ!」
と思わせてくれます。病気ではなく「少数派の種族」と聞くとなんだかちょっと安心するのは私だけではないはず!
本田秀夫の講演会予定を調査!
本田秀夫先生の次回の講演会は、2019年11月16日に予定されています。
第61回こんぼ亭月例会『あまり知られていなかった発達障害の理解と支援」
日時:2019年11月16日(土)13:00~16:00(12:30開場)
会場:東部フレンドホール(東京都江戸川区瑞江2-5-7)
最寄駅:都営地下鉄新宿線瑞江駅北口より徒歩2分
参加費:事前申込3,000円 コンボ賛助会員の方は2,000円
当日申込 3,500円
講演会などの情報はツイッターなどでも発信されているのでチェックしてみて下さい。
まとめ
本田秀夫さんについてお伝えしてきました。まとめに入ります。
・本田秀夫さんは精神科医・専門分野は発達障害
・大学生時代はほぼ不登校
・「自閉症」と「アスペルガー症候群」は似ているけど少し違う
・次の講演会は、2019年11月16日!
発達障害という『言葉』は理解できても、『発達障害』自体を理解されるのはとても難しいことです。それゆえに、生きづらさを感じる人はたくさんいるでしょう。特に社会人は、子供以上に過酷な状況が多いと思われます。
本田秀夫さんのような方を通して、たくさんの人たちの発達障害への理解が深まるように、心から祈ります。そして私自身、もっと理解を深めていこうと思います。
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