ゴールデンウイークや夏休みなどの長いお休み、飛行機で旅行に行かれる方多いですよね。
普段なかなか行けない所に行って思い切り楽しみたい・・と思っていたのに、予約していた飛行機が欠航になってしまった!ということ、ありますよね。
そういう時は決して慌てずに。
今回は、飛行機が欠航になってしまった場合の飛行機代の払い戻しや、予約していたホテル代の補償はどうなるのか?どのような対処をすればよいのか?を調査しました!
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目次
飛行機が欠航の場合の払い戻しはどうなる?
乗るはずだった飛行機が欠航してしまった場合、
- 用意された振替便に乗る
- 電話、web、カウンターでキャンセルする
この二つのどちらかを選択します。
1.を選択した場合、この便に乗ってください、という指示が航空会社からありますのでそれに従います。
振替便については受付カウンターでよく確認しましょう。
2.キャンセルしたが、なるべく早く現地に向かいたいという場合は「空席待ち整理券」をカウンターでもらいましょう。
優先順位がつけられてしまいますが、もらっておくに越したことはありません。
気になるお金ですが、飛行機が悪天候など、航空会社都合で欠航になった場合、基本的には全額払い戻しされます。
その際の取消手数料・払い戻し手数料もかかりません。
払い戻しの期間は航空会社によって異なりますが、例えばANAは「30日以内」であれば払い戻しが可能となっていますので、慌てなくて大丈夫です。
ほとんどの場合、Webからも払い戻し手続きができるので、要チェックです。
飛行機が欠航の場合①台風など悪天候の場合
個人の都合以外で飛行機が欠航になってしまうのは、大きく分けて台風などの悪天候の場合と、機材故障などで欠航する場合の2つがほとんどでしょう。
まず、台風などの悪天候で欠航する場合は、振替便に乗ろうとしてもすぐには乗れない場合が多いです。
キャンセルして全額払い戻ししてもらいましょう。
悪天候で欠航するということは、行先などにもよりますが、他の便にも少なからず影響があるということです。
他の交通機関を利用することも考えた方が良いですね。
ちなみに台風による欠航は9月、10月が圧倒的に多いそうです。
その時期はこまめにweb情報をチェックした方がよさそうですね!
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もし、遅れて現地に行くのであれば、原則自社の空き便のみ変更可能です。ですので、他社が飛んでいてもそちらに変更することは出来ません。
注意が必要なのは、台風が来ていると思って欠航が決まっていないのに自らキャンセルしてしまう場合です。
この場合、キャンセル料はしっかり取られますので要注意です。
飛行機が欠航の場合②機材故障などで欠航する場合
そしてもう一つ考えられる欠航の理由が、機材故障などで飛行機が飛べない状態になってしまっている場合です。
この場合でも、悪天候で欠航した場合と対処法は基本的には同じです。
もし個人で飛行機を予約したのではなく、旅行会社を通じて予約した「ツアー」だった場合、「連帯運送契約締結会社」という設定がある旅行会社だと、他社便での振り替えも可能になれます。
しかし、他社便に振り替えてくれるのは従来型の航空会社のみです。
格安航空会社LCCなどは他社便振り替えを行っていませんので、注意してください。
飛行機が欠航の場合、新幹線を取ってもらえたりする?
飛行機が軒並み欠航になり、でもどうしても今日中に現地に着かなければならない・・そういうときは新幹線を取って移動した方がいいのでは?ということ、ありますよね。
そんな時も大丈夫、補償してもらえます。
航空会社が手配まではしてくれないので、あくまでご自身での新幹線の予約が必要となります。
以下が、ANAが公式に発表している回答です。
「他の定期公共交通機関への振り替えに際して発生した運賃差額や、振り替えに際して発生した交通費・宿泊費をANAが定める範囲においてお支払いいたします」
新幹線代が飛行機代を上回ったときに、差額分が払い戻しされます。
交通費を立て替えて払った場合、後日郵送で必要書類を送って請求します。
乗れなかった便の航空券と、立て替えて払った交通費の領収書、記入済みの「立替費用清算書」(航空会社が発行する)、この3つが必要となります。
いつもレシートなどをもらわなかったり、すぐに捨ててしまう癖がある人はきちんと保管するようにしましょう!
飛行機が欠航の場合のホテル代はどうなる?
飛行機が欠航してしまい、その場に立ち往生することになってしまった、家は遠いしホテルに泊まるしかない!ということ、ありますよね。
気になるのはその場合のホテル代は払ってもらえるのか?です。
ANAのHPには以下のように記載されています。
「当社に起因する理由によって長時間の遅延、欠航が発生し、到着予定日に最終目的地に到着できない場合には、宿泊費等の諸費用をご負担いたします。
天候など当社の管理の及ばない理由による遅延、欠航においては、当社の可能な範囲にて宿泊施設等の手配をお手伝いいたします。
ただし、費用はお客様のご負担とさせていただきます。」
つまり払ってもらえるのは、整備遅延など「航空会社に原因があって欠航した場合」のみです。
台風などの悪天候で欠航した場合は、乗る方も悪くないですが、航空会社も悪くないのです。
自然現象は、誰にもどうすることもできませんので、その場合のホテル代は「お客様負担」となります。
宿泊費を立て替えて、後日請求する場合は航空券と同じく、必要書類を郵送します。
乗れなかった航空券、立て替えて支払った宿泊費の領収書(ホテル発行)、「立替費用清算書」(航空会社発行)、この3つが必要となります。
とにもかくにも、まず落ち着いて航空会社や旅行会社の指示に従いましょう!
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飛行機が欠航の場合の補償はどうなる?
飛行機を予約する際に、「保険」をかけられることをご存じでしょうか?
予約していた飛行機が欠航、大幅に遅延した場合に適用される保険があります。
この保険をかけておくと、ホテルに泊まって飛行機を待たなければいけなくなった場合も補償されるので入っておくといいかもしれません。
比較的あまり補償がきかないLCCでも適用できます。
ですが、航空券の代金すべてが戻ってくるわけではありません。
国内航空券で1万円、海外航空券で2万円程度だそうです。
なので、入っておくと絶対に安心!というわけではなさそうですね。
まとめ
今回は飛行機が欠航した場合の払い戻しやホテル代の補償について調査してきました。
まとめるとこんな感じです。
- 基本的には全額払い戻ししてもらえる。電話、web、カウンターで受け付けている。
- 悪天候などで欠航の場合、空席待ち整理券をもらうのが良い。
- 機材故障などで欠航の場合、ツアーか個人かで対応が変わる。
- 新幹線を利用する場合、予約は自ら手配し、飛行機代との差額分は払い戻してもらえる。
- 予期せぬホテル代は航空会社が原因での欠航は負担してもらえる。悪天候の場合は自己負担。
- 保険も用意されているが、航空券代金が全額戻ってくるわけではない。
基本的には全額払い戻しされることが分かりましたが、予約した便や状況、航空会社によって対応が異なる場合がありますので、注意が必要ですね。
どうせお金は戻ってこない、と諦めてはいけませんよ!
とにかく電話や受付カウンターで確認するのが一番ですね。
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