ミニトマトをプランター栽培で2株や何株まで?支柱の立て方や長さは?

ミニトマト画像

家庭菜園で育てられている野菜のなかでも人気の野菜『トマト』。

その中でも、「ミニトマト」は初心者でも失敗しにくいためおすすめの野菜です。

ミニトマトは、プランター栽培ができるため、軒下やベランダといった狭いスペースでの栽培が可能ですから気軽に始められますよね。

花芽を摘む必要がなく、花がつけばついただけ鈴なりに実をつけるため、量が採れるのもポイントです。

今回は、どうせ育てるならいっぱい実をとりたいという、欲張りなあなたのために、プランターに植える株数や収量を増やすために不可欠な支柱の立て方についてご紹介します。

ベランダーでのミニトマト栽培の画像

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ミニトマトをプランター栽培で2株や何株まで育てられる?

一つのプランターにたくさんのミニトマトの株を植えれば、量がたくさんとれると考えるかもしれませんが、植物というものは根がたくさん張るのに比例して地上部分が大きくなるものですので、植えすぎると充分に根を張れず小さくなってしまいます。

野菜には適正な株同士の距離が決まっておりまして、これを株間といいます。

ミニトマトの株間は35cmから40cmが適正ですので、幅60cm以上あるプランターであれば2株植えることができるでしょう。

3株植えたい場合は、幅90cm~100cmぐらいは欲しいところです。

一つのプランターで複数株を育てることは、プランターや土などの資材を少なくできるため金銭的にお得ではあります。

一方で、複数の株がプランター内の水分をすぐ吸い上げてしまい、夏場の水やりが大変になってしまったり、台風などの強風に対して、プランターごとひっくり返る危険性が高くなってしまいます。

ミニトマトの収量を上げる栽培に初めて挑戦する方は、急がば回れで管理のしやすい1株ずつの植え付けをおススメします。

ミニトマトをプランター栽培での支柱の立て方や本数はどれぐらい?

野菜は大きくなるにつれて、重力や風の影響を受けやすくなるので、茎が折れたり株が倒れたりしないように支柱が必要になります。

一本の支柱で育てると、とにかく簡単にできますが、茎を複数固定することができないため、量はたくさん採れません。

複数の支柱で育てると準備に手間取りますが、1株あたりの量をたくさん採ることができます。

3本の支柱をやぐらのように組み合わせる「三本仕立て」や、株の周囲に3~4本の支柱を立てて輪っかやロープで連結固定させる「あんどん仕立て」があります。

「3本仕立て」や「あんどん仕立て」は場所や手間をとりますが、ミニトマトの茎をたくさん安定的に固定(誘引)することができるので、茎の数だけ実をつけることができ、収穫量の向上につながります。

是非、ミニトマトをたくさん採りたい方は挑戦してみてくださいね。

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ミニトマトをプランター栽培での支柱の長さ(高さ)はどれぐらい?

トマトはぐんぐん伸びていく性質をもっているため、実をたくさんつけたい時はどんどん上に伸ばしたいところですが、伸ばし放題だと茎や葉の成長に栄養が持っていかれてしまいまい、せっかく付けた実に栄養がいきません。

これでは、甘くておいしいミニトマトにはなりません。

また、プランター栽培の場合は高さがありすぎるとバランスが悪くなりプランターごとひっくり返ってしまうので、150cmくらいの高さになるよう茎を摘つんで調整しましょう。

その場合の支柱の長さは、土にいれる部分も考慮して180cm程度のものを選びましょう。

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ミニトマトをプランター栽培での支柱は要らない?

ミニトマトを育てるうえで支柱立ては必要であるとこれまで説明してきましたが、支柱立てが必要ないミニトマトがあります。

それは、矮性トマトやドワーフトマトと呼ばれている品種です。

通常トマトは茎がどんどん伸びていき支柱がなければ横に這うような形になるのですが、この矮性トマトは果物の樹のように茎があまり伸びずコンパクトにたくさんの実をつける特徴をもっております。

これだと、日光さえ確保できれば窓際付近で栽培することもできますので、観賞植物気分でミニトマト栽培をすることができます。

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まとめ

いかがだったでしょうか。ミニトマトをたくさん採ろうと思っても、株を植えすぎたり長く伸ばせすぎてもダメということですね。

量が採りたい方は、広い栽培場所があるのであれば、手軽に一本仕立てのミニトマトをたくさんつくるのがいいでしょうし、ベランダなどの狭い空間しかない場合は、複数本の支柱によってミニトマトを誘引していきながら一株あたりの収量を上げていくのがいいでしょうね。

最近は、プランターに支柱が設置できるような構造があるものがありますので、是非そのような便利な道具を活用してミニトマト栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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