野菜作りの基本は土作りに徹します。
野菜は一度植えてしまうと、土をやり替えるということはできなくなるため、最初の土作りというのはとても重要になります。
今回は、トマトをプランターで育てる時の失敗しない土作りの仕方や選び方について説明します。
スポンサーリンク
トマトのプランター栽培での土作りの方法は?そのぐらいの量が必要なの?
トマトは南アメリカのアンデス地方原産の野菜ということもあり、水はあまり必要なく、むしろやりすぎると病気にかかりやすくなる野菜です。
そのため、重くどっしりとした土ですと、土の中の水分が抜けにくく、トマトの根が傷んでしまいます。
水はけをよくするため、できるだけサラサラした土を選びましょう。
用意する土の量は、たてよこたかさ30cmの一株用プランターであれば、30リットルの土があれば足りるでしょう。
土の容量については、購入する資材に表示されていると思いますので確認してみてください。
それ以上の大きなプランターでトマトを育てる場合は、よりたくさんの土が必要になります。
加えて、土自体の量が増えることで、重さにより底の土が固くなり水の抜けが悪くなることが予想されます。
その際は、『パーライト』や『軽石』など粒が大きい割に軽い鉢底石を底に敷いてから土を入れることをお勧めします。
トマトのプランター栽培での土はどれを選べば良い?
植物に必要な土とは、①元気いっぱいに根が張れる土と②育つのに必要な栄養が含まれた土の2つになります。
トマトにとって①の土というのは前述したとおり、水はけのよい土となります。
化学肥料が一切入っていない有機栽培用のたい肥などが含まれた土は水はけはよいですが、大きなトマトをつけるのに必要な栄養が不足しておりますので、後から肥料を足さない限りプランター栽培にはおススメできません。
トマトに必要な栄養が含まれた土を選ぶなら、ゆっくり持続性のある肥料が含まれた土がおすすめです。
プランター用の土で安いものは、この肥料が入っていなかったり期間が短かったりするので注意が必要です。
トマト用であれば、90日間以上は肥料の効果が持続する土を選べば、追肥なしで栽培することができるでしょう。
トマト加工品を製造している会社が販売しているプランターいらずの土もあるそうです。ゴミにすることも想定された土ですので、マンション住まいの方にはオススメな土です。
デルモンテ「キッチンガーデン トマト用」培養土に植えたトマトの苗。こんなに成長しました。花も咲き、実も成ってます。赤くなるのが、食べられるのが楽しみー。
でも、支柱をどう立てようかと思案中 (´・_・`)#家庭菜園#トマト#デルモンテ https://t.co/CA0Ze7s6Xc— KOMEI (@KOMEI_desu) 2019年6月7日
トマトのプランター栽培での土は再利用可能なの?
プランターのような狭い空間の中で育てられた土だと、風通しも悪くジメジメした環境になっているため、カビや細菌等の菌がトマトと一緒に土の中で増殖している可能性があります。
このカビや細菌がトマトを枯らしてしまう病気の原因になることがあるため、同じ土をそのまま使い続けることはおススメできません。
土を捨てる場所が無いなどで、再利用しないといけない場合は、まず土から根や小さいゴミを分別する作業が必要になります。
これらを取り除いても、目に見えない虫や細菌が土の中にいるため、乾燥や寒さに当てることによって殺菌する必要があります。
土をブルーシートの上に広げて日光浴をして乾かしたり、冬場に水をかけて霜に当てたりするといったやり方があります。
これさえすれば、翌年も使えるいい土になること間違いなしですね。
まとめ
プランターにおけるトマト栽培のための土作りはいかがだったでしょうか。
最初は、一つの培養土から始めて、慣れてくれば複数の資材を混ぜて土を作ってみるといいでしょう。
土の肥料成分によってトマトの味も変わってきますので、あなただけのトマトの味を目指してみてはいかがでしょうか。
スポンサーリンク
コメントを残す