こんにちは、トリトルです!
理不尽な事が多い世の中ですが、この話を聞いたとき『こんな理不尽があるのか!』と憤ったものです。
今回は警察による不当逮捕で勾留生活を余儀なくされた二本松進さんについて取り上げます。
テレビでも取り上げられたり、書籍ににもなっていますが、二本松さんは築地署警察官によるでっち上げ不当逮捕事件の被害者です。
題して、二本松進のお店の場所や本(書籍)の内容、慰謝料はいくら貰った?でお送りします。
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二本松進のお店の場所
YouTubeの動画は随分以前のもののようで画像は粗いですが、お店の雰囲気は分かります。
二本松進さんのお店は神楽坂にある『吟遊』です。
店名 吟遊 (ぎんゆう)
住所 東京都新宿区矢来町110
電話 03-3269-0777
アクセス 地下鉄東西線神楽坂駅 矢来口から徒歩1分、地下鉄都営大江戸線 牛込神楽坂駅 箪笥町口から徒歩7分、地下鉄有楽町線 江戸川橋駅2番出口から徒歩8分
営業時間 11:30~14:30 、17:30~23:00 (定休日なし)
平均予算: ランチ1,000円 ディナー 7,000~8,000円
特にマグロに関しては、日本一のマグロを称する人もいるくらい上質なマグロを低価格で頂けるそうです。
食べログやその他口コミサイトでの評判もとても良いようです。
ご自身で経営されているお店が不当な逮捕により営業できなくなってしまったとしたら、こんなショックなことはないですよね。
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二本松進の経験を記した本(書籍)内容は?
二本松さんのこの理不尽な体験を記した本が『不当逮捕』(林克明 著)です。
内容を抜粋すると
なぜお寿司屋さん夫婦が警察に勝てたのか!
職務質問や理不尽な交通取締りに怒った経験ありますか?
全ドライバー必読 明日は我が身ではなく、
今この瞬間に我が身⇒警察官の供述が全部ウソだと分るまでの9年1か月こうして、警察は冤罪をでっち上げる――。
駐車違反をめぐる警官とのささいな口論から、
夫は公務執行妨害で逮捕、19日間の勾留。
妻は真実を明らかにするために目撃者探しに奔走する――。
突然、「犯罪者」にでっち上げられた夫と無念を晴らそうとする妻が、
9年余りにおよぶ国家賠償訴訟で真実を明らかにするまでのドキュメント引用: 同時代社ホームページ (http://www.doujidaisya.co.jp/book/b329875.html)
無罪を証明するまでに要した時間はなんと9年1ヶ月!
でっち上げによる不当逮捕で19日間もの長期にわたる勾留。
その期間お店の営業もできず、心配する奥さんの体重は激減したそうです。
本当に酷い話です。二本松さんは築地にただ仕入れに来ていただけなのに、公務執行妨害、傷害で逮捕されたのです。
一市民が国家権力に勝利した要因などが詳しく分析されているので、全ての人が一度は読んでおきたい作品です。
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二本松進は裁判で慰謝料をいくら勝ち取ったか?
2009年10月に二本松さんは奥さんの月恵さんと共に、東京都を相手取り国家賠償裁判を起こしました。
提訴の理由は、不当逮捕と逮捕による長期拘留で被った精神的苦痛等についてです。
地裁での判決に対し、被告・原告側双方が不服として控訴し、東京高裁へと持ち込まれました。
結局、東京高裁も地裁判決を基本的に維持し判決が確定、東京都は二本松進氏に対し240万円を支払うように命じました。
しかし、原告の要望である奥さんの二本松月恵さんの慰謝料と二本松進さんが経営するお店の被った損害(営業補償)については認められませんでした。
正直、金額的には長い年月戦った割に少ないですよね。ただ、裁判所が警察の不正を断罪し、認めさせたという点はとても意義があります。
何より二本松さんの名誉は少なからず回復させることができました。二本松さんにとってはそちらの方が重要だったのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は二本松さんについて調査してきました。
調査を通じて分かったことは
- 二本松進のお店は神楽坂の吟遊でマグロが名物
- 二本松進が警察によるでっち上げ事件の体験を記した本は『不当逮捕』(林克明 著)
- 二本松進むが裁判で勝ち取った金額は240万円
でした。犯罪を取り締まるべき警察官が、このような悪質な犯罪を犯すというのはあってはいけません。
今後はこのような事件が起こらないよう、警察もこの事件を教訓として欲しいですね。
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